こんにちは。くまごろーです。
オリンピックも終わり、8月も終盤……
Surface Duoを買いました(唐突)。なので忘れないうちに簡単にレビューします。
Surface Duoとは
Surface Duoはマイクロソフト社が2019年に発売した2画面スマホです。1画面5.6インチ、2画面だと8.1インチのタブレットサイズになります。
スペックはまずまず。細かいスペックはここでは紹介しません。Galaxy S8以来のAndroidなのでスペックがよくわからない……
日本でも発売が期待されていましたが、残念ながら国内発売ならず。手に入れるには個人輸入や中古品しかありません。
一応技適は通っているので、法的にも問題ありません(←ココ重要)。
今回はアメリカのアマゾンで購入。メインで使うか微妙なので今回は安いAT&T版を購入。Simフリーではありませんが、ロック解除できるらしいので挑戦して記事にする予定です。現在申請してコード待ちの状態。
Simフリー版との違いはeSimが使えないことぐらいです。デフォでAT&TのSimが刺さっているのでWifi運用には問題ないため、古くなったごろ寝用iPad mini4 と置き換え予定。
ちなみに価格相場は以下の通り。
- 定価(発売時)18〜19万円
- 米Amazon(Simフリー)8〜9万円(送料とか関税込み)
- 米Amazon(AT&T版)6〜7万円(送料とか関税込み)
- 日本の中古相場 12〜13万円(新古品)
AT&T版は一時期Simロック解除できなかったせいでだいぶ値崩れしています。後々言いますが、個人的に6〜7万円ぐらいなら買っていいかな……って感じの端末です。
開封とか同梱品とか
注文から一週間ぐらいで届いたので早速開封。
箱はぼこぼこの海外クオリティ(苦笑)。開封したら即本体がお目見え。最近のSurfaceはAppleを意識したような梱包ですね。
同梱品は充電ケーブルとSimピン。そして珍しくバンパーケースが付いてきます。記事内でつけてたりつけてなかったりしますが、バンパーはちょっと別で記事にします。
表面はガラス仕上げ。テカテカで高級感はあるものの指紋がつきやすいです。まるでApple製品
結構滑りやすいので裸運用ならスキンシールつけた方がいいかも。
開けば8インチダブレットサイズに。ヒンジはSurface Proシリーズのキックスタンドのように滑らかに動きます。
ボタン類は右側に集約されており、上から音量ボタン、スリープボタン、指紋認証、Simトレイとなります。指紋認証とスリープボタンが独立しているのは使い勝手悪いかなぁと思っていましたが、手帳型ケースのように開けばスリープ解除されるので問題なかったです。
フレームはプラスチックで、type-Cコネクタがよく割れるらしいです。見ての通り薄いですが、1mmちょっと奥行きがあるので気をつければ大丈夫(と信じたい)。
電源を入れるとwindowsマークとAndroidのロゴが並んで出るので不思議な感じ。輸入端末は初期不良の対応が面倒なので電源入るまでヒヤヒヤします。
iPhone12 miniと比較するとこんな感じ。で、でかい……
折り畳めばポケットに入らんこともない大きさです。NFCがついてないので、本体はカバンにいれてスマートウォッチで通知確認や決済する運用がいいかと思います。
薄さはケースをつけたiPhone12 miniと同じぐらい。ちなみにMYNUSのケースです。
表示領域の比較。意外にもiPhone12 miniの方が縦の長さはあります。個人的には縦の長さよりも、ある程度横の長さがあるほうがいいので1画面でもSurface Duoの方が好み。
最近の大画面縦長スマホは使い方がよくわからぬ。
2画面使うと圧倒的な表示領域。1画面にすると使い心地は完全にタブレットです。(開いているのはメインブログです。)
ただヒンジ部で真ん中がぶった斬られます。窓越しに覗いたような感じをイメージして貰えると良いかと。
1画面だとこんな感じ。1行の文字数が多いので、やっぱり横の長さがあると便利。意外と1画面でも満足度高いです。
ひっくり返すともう片側の画面に切り替えることもできます。
これを利用してインカメ1つでアウトカメラと兼用します。画質は最低限ですが。
新型は3眼アウトカメラが追加されるとの噂。個人的にはデュアルインカメとかの方が使い勝手いいんじゃないかと思います。
横画面では左右に別のアプリを立ち上げることが可能。
Galaxy Z fold シリーズと違って、アプリごとの表示領域がかなり広いので、マルチタスクはこちらに軍配が上がると思います。
ただ、画面を切り替えたり、ウインドウを移動させたりすると意図せぬ動きをすることが割とあります。
個人的に、過去にwindows phoneで鍛えられたためそこまで気になりませんでした。
横全画面でも表示がぶった斬られます。横画面は左右に違うアプリを表示するマルチタスクメインですね。
Kindleアプリの表示。漫画、雑誌、横書き文章は◎、縦書きは△といったところ。やはりヒンジ部がネック。画面のスペックが良いのとサイズが小さいことで、iPad Proよりも漫画は綺麗にみえます。ヒンジの問題はあるものの、本のように持てるため、今まで使ってきた端末のなかでは、圧倒的に読書しやすいと感じました。
他にも、ノートパソコンのように置いたり、テントモードにできたりと、スタンドがいらないことが便利感じました。スマホスタンドってあると便利ですが、持っていくと嵩張るんですよね……
スピーカーは悪くないけどよくもないと言った感じ。
総評
よかったところ
- 横幅のある画面
- 2画面使った迫力のある大画面
- 本のように読める最強読書端末
- マルチタスクが最高
- 高級感のあるデザイン
微妙なところ
- 壊れやすそうなプラスチックフレーム(特にコネクタ部)
- 滑りやすく、落としたら割れそうなガラス背面
- 好みが分かれるヒンジ部の画面処理
- ソフトウェアが若干不安定(我慢できないほどではない)
- 定価の割にカメラやスピーカーなどのスペックが低い
ハードウエアの出来は、初期型としては合格点かなと思います。ただ、1600ドル出すほどのクオリティではないですね。フレームや背面ガラスの破損報告はかなりありますし、カメラやスピーカーもミドルスペック感が抜けません。ここは新型では真っ先に改善していただきたいところ。
ソフトウェアは若干不安定なところが見られますが、ここはアップデートなどで改善の可能性があるとおもいます。使っていてイライラするほどではないです。
まとめとしては、10万以上出すなら新型買った方がいいと思います。個人的に今買うなら5〜6万ぐらいでAT&T版買ってロック解除するのが一番コスパがいいと思います。
便利なのは間違いないですが、メインにするかはSIMロック解除してから考えます……
コメント